ヤゴの飼育と羽化失敗
東京の池にはなかなかヤゴがいない。
あちこち探し回ったがほんといない。
ザリガニがどこもたくさんいてヤゴを捕食してしまうからであろうか?
東京都江東区の池を何回も探し回ってようやく2匹のヤゴを捕獲した。
池に数回行けばザリガニはワンサカ捕獲できるが
ヤゴは本当に少なかった。
ギンヤンマのヤゴと思われる。
シュッとしていてカッコいい
図鑑でしかヤゴを見ていなかった子供たちはヤゴを見て大喜びである。
しかし・・・ヤゴを家の水槽で飼うには大きな関門があった。
①生きたエサしか食べない
これでは百均で売っているザリガニのエサやメダカのエサは食べてくれないことになる。
このことによって飼育の難易度はグッとあがる。
②ヤゴを捕獲して数日後にはエアーポンプをつたって水面から上に出るようになって
羽化した
この展開の速さには驚いた。捕まえてきて数日である。
エサのことを考える時間すらなかった。
逆に大人のトンボになって外へ飛んで行ってくれるなら生きたエサを用意しなければ・・・という問題
からは解放されるとも思った。
But
トンボの羽化不全・羽化失敗
朝水槽を覗きこむと
夜中にヤゴが羽化したのであろう
抜け殻がそこにはあった。
セミの抜け殻と似ているな。やれやれと思っていると 足元に動いてる生き物を発見した。
あああ
トンボじゃないか・・・
「ヤバい。。羽根がしわくちゃだ・・・」
そのうち時間がたてば羽根が乾くのか?と思っていたら
数時間待っても羽根は伸びなかった
しわくちゃのままである。
・・・不安になった
・・・どうしよう
手で羽根を広げてやろうとするが駄目である
羽根をバタバタするがトンボは飛べない
エサをあげようとするも
昆虫などをトンボの口に持ってあげようとしたが
全然食べてくれない。
水もトンボのお口に持って行ってあげようとしたが
飲んでいるのか、飲んでいないのか。。不明である
子供と相談して外の公園に放してあげることにした。
外の公園に放してあげても空を飛ばないならば
長くはないだろう・・・
そんなことを思いながら公園の木にトンボをとまらせた。
「トンボにはかわいそうなことをしたな:::」
トンボの羽化失敗の原因と対策
ネットをググってみると、以下のようなことが書いてある
・ヤゴからトンボに代わるときには羽化は最初の30分くらいが勝負で
ここのタイミングで羽根がキレイに伸びないと羽化失敗する。
最初に羽根が曲がったり、折れたら羽化失敗である
・室内でヤゴを飼育しているときや飼っている水槽が小さいと羽化失敗しやすい
船橋市までいくとヤゴが都内よりも多くいたがこれを飼育するのは
難しいな・・・と思う今日この頃である
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